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Suburb

by koh

ベッドタウン考

広島市と東広島市との間にある、某ベッドタウン。

最寄り駅からロープウェイが住宅街に向かって伸びている。

ロープウェイが傾斜のきつい斜面に建てられた住宅街内を、ゆっくりと登っていくのが見えた。

自分は生まれてからずっと、坂が多い団地住まいだった。

だから、ことさら平地へのあこがれが強い。

自転車で広島市内中心部を移動する人たちが、本当にうらやましかった。

ライフスタイルに自転車が自然に溶け込んでいて、ちょっと高級な自転車を通勤に使っていたり、休日には遠方までサイクリングしたり。

団地内を車で回ってみる。

案の定、団地の標高の高いところでは土地が余っている。

広島市周辺の山間にあるベッドタウンを見ていて、いつも思う。

老いてなお、このような急勾配の多い土地に、死ぬまで住み続けられるか?

移動手段として、自動車必須の生活スタイルは若い頃は便利だ。

でも年齢を重ねて身体が衰え始めると、いずれ自動車免許を手放さなくてはならなくなるだろう。

自分で運転できないとなると、誰かに乗っけてもらうか、タクシーを呼ぶか。

時間もお金も掛けられるのは、ごく限られた人だろう。

どこで暮らすか。

これから真剣に考えた時に、老いとともに考えておいた方がいい。


koh
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